第6回都市科学シンポジウム「都市から自然を、自然から都市を考える」を開催しました
2022年12月10日(土)、第6回都市科学シンポジウム:「都市から自然を、自然から都市を考える」を3年ぶりに対面にて開催いたしました。第1部の講演会(YouTube同時配信実施)は経済学部講義棟2号館にて、第2部のポスターセッションは教育文化ホールにて行いました。当日は、都市科学部1年生や都市科学部担当教員を中心に、多くの学生?教職員が参加しました。
開会にあたり、梅原出学長より、都市科学部はユネスコチェア等の都市と自然に関する文系理系の様々な大学全体の取り組みに関わっており、今回のテーマは文理融合に繋がる興味のある分野でもあるため、非常に楽しみにしていると挨拶がありました。
第一部は、司会の下出信次環境リスク共生学科教授の進行のもと、 松田裕之環境リスク共生学科教授、 榑沼範久都市社会共生学科教授、 比嘉紘士都市基盤学科准教授、大西麻貴建築学科教授、佐々木雄大環境リスク共生学科教授による、それぞれの専門分野からみた都市と自然の関係性とその成り立ちや共生にかかる発表がありました。また、都市科学部生2名よりハワイとパラグアイへの海外派遣活動報告がありました。第一部の最後には総合討論を行い、参加者より寄せられた発表に対する質問やコメントと登壇者からのリプライが行われ、活発な議論となりました。
第一部の閉会にあたり、藤掛洋子都市科学部長から挨拶があり、都市と自然の関係性としての開発と食糧問題について言及され、イート?ランセット委員会が提示しているプラネタリー?ヘルス?ダイエットと地球と人間が健康であるための持続可能な食糧システムについて考えてほしいと提案がありました。
第二部では、同じく「都市から自然を、自然から都市を考える」をテーマとして、都市科学部?都市イノベーション学府?環境情報学府の学生及び都市科学部教員によるポスターセッションが行われました。様々な学生の活動を知り、繋がり合うことで、「都市」と「自然」を含めた都市科学部の活動と取り組みを共有する貴重な機会となりました。
なお、当日参加できなかった方向けに、第一部はYouTubeを通じたライブ配信のアーカイブ動画を残しています。当日参加できなかった方はぜひご覧ください。
(担当:都市科学部)