環境情報研究院中野教授が、一般社団法人日本トライボロジー学会から論文賞を受賞
受賞情報
環境情報研究院の中野健教授が、日本トライボロジー学会より、「論文賞」を贈られました。表彰式は、コロナ禍の中、2021年5月25日にオンラインで執り行われました。
同賞は、同学会が発行する国際誌「Tribology Online」にて、日本精工(株)の研究者(丸山泰右博士と前田成志氏)とともに発表した原著論文「Lubrication Condition Monitoring of Practical Ball Bearings by Electrical Impedance Method」に対して贈られたものです。機械の高速回転を支えるベアリングのヘルスモニタリングのために開発した独自の計測手法(電気インピーダンス法)が高く評価されました。
なお、同論文の内容は、丸山博士が社会人学生(博士課程後期)として本学在籍中に獲得した研究成果が基礎となっており、現在も引き続き同社内で精力的に研究が進められています。