令和3年度4月学部入学者 入学当初の本学の対応について
令和3年度4月入学予定の学部新入生に対する、入学直後のサポート体制についてお知らせします。また、「令和3年度の授業実施方針について(令和2年12月23日掲載)」 の内容についても、一緒にご確認ください。
教育学部では令和3年度4月入学者の入学者選抜試験(統合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜)において、小論文試験、面接試験、実技試験は従来の対面での試験と同等となるような代替措置を検討し、課題等の提出を課しています。しかしながら、対面で試験を実施できなかったことで不安に思う学生もいるかと思います。小論文試験、面接試験を従来とは違う代替措置で受験して入学した学生に関しては1年次春学期の「基礎演習」を通じて、実技試験を従来とは違う代替措置で受験して入学した学生に関しては各専門領域(保健体育、音楽、美術)の各実技科目を通じてサポートしていきます。 また、コロナ禍における高等学校の学習の遅れによる不安を感じる学生には、1年次に履修する小学校教員用の各教科の専門科目や、2年次の各専門領域で開講される教科の専門科目の授業を通じてサポートしていきます。 | |
経済学部では、令和3年度一般選抜の個別学力検査を実施せず、大学入試センターが実施する大学入学共通テストの得点を活用して前期日程と後期日程の選抜を行います。コロナウイルス感染が再拡大する中、経済学部の受験を検討されている皆様は大きな不安を抱えながら本番直前の準備を進められていると思います。まずは受験生の皆様が、無事に受験を終えられることを願っております。 経済学部は、令和3年度4月入学者が新学期をスムーズに開始するためのサポートと相談対応に最善を尽くしていきます。具体的には、授業が開始する前に授業スタートのためのオリエンテーションを実施し、大学での学修に関する相談窓口を設けて、新入生が不安なく新学期の授業に入れるよう支援します。くわえて、新入生が入学後に履修する「基礎演習」、「専門基礎科目」、「経済のための数学入門」等の科目において難易度や進度を工夫し、基礎的な内容の理解度や定着度が高まるよう、一年生向けの学部教育を充実させます。 | |
経営学部では、令和3年度一般選抜の個別学力検査を実施せず、大学入試センターが実施する大学入学共通テストの得点を活用して前期日程と後期日程の選抜を行います。コロナウイルス感染が再拡大する中、経営学部の受験を検討されている皆様は、入試の準備もさることながら、入学後についても不安を抱えていると思います。 特に、入学後の不安としては、このたびの選抜方法の準備で、新学期からの勉学をスムーズに始められるか、というものがあると思います。 経営学部では、1年生必修科目「経営学リテラシー」を用意しています(注)。新入生全員がクラスに分かれて1年間、経営学を学ぶために必要な基礎知識を学び、レポート作成、ディスカッション、プレゼンテーションを訓練するための授業です。この科目を通じて、全員が同じスタートラインに立ち、同じゴールを目指すように設計しておりますので、どうぞご安心ください。とはいえ、不安にはほかのこともあると思います。それらについては、まず新入生オリエンテーションで十分な説明を行います。また、異学年交流会(オンラインの可能性があります)を実施して、2年生以上とコミュニケーション機会を設けることを予定しています。このほか、なにかと不安を抱える皆様に対して、サポートして参ります。 (注):データサイエンス教育プログラム生は「データサイエンス?ゼミナールⅠ」に参加します。この科目では学生10名に対して指導教員2名の体制でデータサイエンスのみならずリーダーシップ、チームワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを学んで頂き、学びの基礎体力を身に付けて頂きます。 | |
理工学部の一般選抜において、個別学力検査は実施せず、学びに対する姿勢と意欲を自己推薦書で確認した上で、大学入学共通テストの成績により合格者を決定することといたしました。ただし、大学入学共通テストでは、理工学部のカリキュラムに応じて入学前に学習して身につけておいて欲しい科目(英語、数学Ⅲ、理科(物理、化学、生物))を網羅出来ておりません。 これらは理工学部での学びの基礎となる科目となり、入学までにしっかりと身につけておくことが重要です。 このため、理工学部で開講する授業科目の内容理解に必要な学力を修得してもらうため、4月上旬に実施する新入生オリエンテーションにおいて、数学Ⅲの達成度チェックを行います。この達成度チェックを基にコンタクト教員や学修相談員(TA)を活用した学修相談制度を設け、必要な学力を修得出来るよう新入生オリエンテーションから学修相談制度への連続的な支援を行います。 | |
都市科学部では令和3年4月入学者対象の一般選抜において個別学力試験を課さなかったことにより、入学後の学修に不安を抱いている新入生もいるかと思います。新入生のみなさんが安心して授業を受けられるように、各学科において次のように対応サポートいたします。 都市社会共生学科では、「表現力と論理的思考力」を習得するためのアカデミック?ライティングを学ぶ補習を実施します。補習については、学科の導入教育を目的とした「人文社会基礎演習」の授業内で実施します。 建築学科、都市基盤学科、環境リスク共生学科では、新入生オリエンテーションにおいて、理工学部と合同で「数学III」の達成度チェックを行います。達成度チェックの結果をコンタクト教員及び学修相談員(TA)からなる学修相談において活用します。新入生オリエンテーションから学修相談制度への連続的な支援により、安心して授業を受けられるようにサポートします。 |