太田陽子名誉教授が2023(令和5)年度 東京地学協会メダル表彰を受けました
受賞情報
太田陽子先生は、海成段丘の研究に基づく変動地形学の構築および第四紀学において国際的に大きく貢献されました。
能登半島地震で注目された地震性地殻変動を海成段丘から明らかにし、プレートテクトニクス理論を黎明期にフィールドから裏付けました。また活断層の活動履歴を明らかにする研究は、政府の地震本部の長期評価にも導入されています。フィールドは、国内から環太平洋地域をはじめとして世界に広がっています。
◇太田陽子先生のご紹介◇
ニュージーランド王立協会名誉フェロー、国立台湾大学特聘講座教授、INQUA国際第四紀学連合名誉フェロー、瑞宝中綬章叙勲、JpGU日本地球惑星科学連合フェロー、日本地理学会名誉会員、日本第四紀学会名誉会員、日本活断層学会賞、日本地理学会学会賞など。
公益社団法人東京地学協会は、明治12(1879)年に創立された地理?地球科学系の学協会です。
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